マフラー交換時に取り外したセンタースタンドの取り付け方を考えます。
厄介なのが、センタースタンド用スプリングの存在。こいつをいかにして料理するか(取り付けるか)がポイントとなります。
よくあるのが、スプリングフックまたはスプリングプラーと呼ばれるスプリングの端に引っ掛けて引っ張る工具を使用するもの。ラジコンエンジン用に小型の物を持っており、試してみました。結果は、奥まった所なので力が入らずボツ。
次はドライバーを使用する方法。ドライバーにスプリングを通し、スプリングをはめるポッチリにドライバの先端を引っ掛けて、てこの原理でクイッと。XR100モタのサイドスタンドでは通用しましたが、やはりスペースが狭くて難しい。
最後は、センタースタンドにスプリングを予め引っ掛けておいて、スタンドを取り付ける方法。
スタンドを取り付けるためのシャフトを差し込むヒンジ部分2か所の内、どちらか一方にスタンドと車体の穴位置を合わせて、ドライバーの軸を差し込みます。穴の大きさに比べてドライバーの軸は細いため、簡単に差し込めると思います。次にそこを支点としておき、もう一方の車体、スタンド、ストッパーの各穴位置を合わせて、正規のシャフトを差し込みます。テコの原理でスタンドを動かせるので、位置合わせにはそれ程力は要りません。その後、最初に差し込んだドライバーを抜き、同様に車体、スタンドの穴位置を合わせて、シャフトを差し込めば楽勝です。XR100モタにCRF100Fのステップを取り付ける際も同様の方法でやりました。
これで、チェーンのメンテナンス時に重宝するセンタースタンドが使えます。