サンスター ドライブスプロケット & ドリブンスプロケット(SUNSTAR SPROCKET 361-14 & RH-001-46)です
任意の歯数を選択できることと,純正品より安く入手できるのでサンスター製を選択しました。
'03XR250Rの純正装着スプロケットはF13T/R48T,二次減速比は3.692のローギヤード設定で,オフロード主体であれば特に問題はありませんが,高速道路を含めた公道走行を考慮してギヤ比を変更することにします。
今回,フロントスプロケット14T,リヤスプロケット46Tで二次減速比は3.286となり,12.4%ハイギヤード化しました。
尚,市販のXR250の二次減速比は,F13T/R39Tの3.000(最新はR40Tの3.077)で,23.1%もハイギヤードな設定となっています。また,各ギヤの変速比は1速と6速が同じで,XR250Rは2〜5速がクロスとなっています。
XR250R(ME08) XR250(MD30)
変速比(Gear ratio)
1st 2.769 2.769
2nd 1.941 1.882
3rd 1.450 1.380
4th 1.173 1.083
5th 0.960 0.923
6th 0.814 0.814
一次減速比(Primary reduction)
3.100 3.100
二次減速比(Final reduction)
3.692 3.000
それでは,早速交換します。
アクスルシャフトを固定している24サイズのナットをレンチで緩め,チェーンを外してスイングアーム後端側からホイールを取り外します。
スプロケット裏側(スポーク側)のナットを緩め,スプロケットを取り外します。
取り外した純正品(左)とサンスター製(右)のリヤスプロケットの比較。純正品は鉄製に見えますが,実は軽量なアルミ製です。
サンスター製(46T)と純正品(48T)の直径の比較
リヤスプロケットを取り付け後,アクスルシャフトをホイールに通してスイングアーム後端のフック部分に引っ掛け,リヤブレーキのキャリパーをはめ込んで車体前方にスライドさせます。ホイールを頻繁に取り外すオフロード車に採用されるこの構造は,スネイルカム式のチェーンアジャスターも含めてメンテナンスが本当に楽です。
フロントスプロケットを交換し,
チェーンの遊び(Freeplay)を30〜40mmの範囲内に調整して完成です。