長いこと乗っていなかったXR100モタード。
久しぶりに乗ろうとエンジンをかけてみるがなかなかかからない。寒い冬にもかかわらず汗だくになりながら、ひたすらキックを繰り返す。やっとかかったと思ったら、今度はふけが悪く加速がもたつく。
調子が悪い時は、吸気系のエアクリーナ、点火系のスパークプラグ、燃料系のキャブレターが怪しい。
エアクリーナ、スパークプラグを新品に取り替え、最後のキャブレターを分解してみると、悪い予感が的中してフロート内が緑色になっている。これは劣化したガソリンにより真鍮のメインジェット、ニードルジェットホルダ、スロージェットが侵されて緑青が浮いた状態となっているから。
純正パーツを取り寄せてオーバーホール開始。
緑青はパーツクリーナでは手強い相手なので、ここはキャブクリーナでさくっと内部を清掃。
各部を清掃しながら、消耗品であるキャブレター回りのゴムパーツを交換していく。
腐食したジェット類を使うのは気持ち悪いので、ここは新品に取り替える。
インレットパイプとキャブレターをつなぐOリングとガスケット(インシュレータ)も新品に交換する。
シリンダヘッド側のOリングも取り替える。
ブリーザホースも劣化していたので取り替える。
スロットルバルブ部のパッキンも交換。
元通り組み直して作業完了。
さて、オーバーホ−ルを終えて乗ってみると・・・調子いいです!