RCに目覚めたきっかけ
神戸の須磨に住んでいた私が小学生の頃、家族で散歩がてら須磨海浜公園に行きました。そこではお兄さんたちがラジコンカー(その内1台はムスタングマッハ1だったと記憶している)を走行させており、そのスピードに加え見事なスピンターンを披露、その時から私はRCの虜となってしまったようです。早速両親に誕生日のプレゼントとしておねだりしたのは言うまでもありません。
歴代のRC(第一期編1977〜1980)
1.横堀模型 RC12 ランボルギーニカウンタックLP400
小学校6年の誕生日にやっと念願のラジコンを父親に買ってもらいました。購入は須磨模型でした。それまで私はタミヤのプラモデル(1/35ミリタリーミニチュア、ウォーターラインシリーズ等)を製作、と言ってもセメダインでくっ付けてただけ??していた関係から、ラジコンはタミヤのポルシェ934ターボで当然プラボディのスケール感あふれる格好いいやつを買ってもらえると期待していました。しかし父親が買って帰ってきたのは横堀模型のRC12カウンタックでした。当時スーパーカーブームでその花形であるカウンタックには憧れていましたが、ポリカーボネイトのクリアボディ+スポンジタイヤ(今では当たり前なのにね!)に関しては多少がっかりした記憶があります。今思えば、アルミ+樹脂のダブルデッキでステア周りはタミヤのポルシェに比べ良くできており、さすが世界のヨコモだと感じさせられるものがあります。
車は360モーターで単2電池を4本使用し走行します。父親がタミヤの5セル(サンヨーカドニカバッテリー6V)用に改造してくれ、走行の前日に12時間かけて充電し、20分程走行を楽しんでました。スピードコントロールは前進2速+バックの抵抗式、使っていく内に抵抗が焼けてしまうので取り替えながら使っていました。プロポは三和ミニプロポです。この送信機は当時小学生の小さな手の私にはちょうど良いサイズで操作しやすく頑丈な金属製ボディです。これだけは今でも捨てずに置いています。
2.タミヤ ポルシェ935
ボロボロに割れたボディとグニャグニャに曲がったジュラルミンシャーシの状態で友人から譲り受けた。シャーシは叩いて平らに延ばしたものの、ボディは使える状態ではなく捨ててしまった。そのためこのマシンはいつも裸のシャーシで走行させていた。
3.京商 エンジンカー
中学生の頃、初めてのエンジンカーを所持しました。京商のマシンでしたが名前は忘れました。現在では当たり前のブレーキが無く、エンジンとタイヤを含めた駆動系が直結、タイヤを回してエンジン始動、エンジンストップはプロポのスティックをバックにして(この頃はスティックタイプが主流)キャブの吸気孔を塞ぐものでした。この時にエンジンの掛け方のコツを習得しました。
4.京商 エレックライダー
欠品だらけのシャーシを友人より譲り受けた。いかんせんパーツを買おうにもお金も無く、ボディカウル、モーター、バッテリーも無い状態です。当然自走できないため下り坂を転がせて遊んでいました。
5.タミヤ ボスパー
初めての船もの。叔父からタミヤのディスプレイ用の完成品(プラモ)を譲り受けた。しばらく飾っていたが、RCメカを組み込んだ乾電池仕様に改造した。父親に明石川まで遠征してもらい走行させた。
6.タミヤ ビスマルク
これもディスプレイ用として製作、ボスパーだけでは寂しいので、RCメカを組み込み走行させるも、ボスパーに比べふた回り大きな船体に乾電池では、とろとろとしかスピードしか出なかった。でも戦艦だったらスケールスピードはそんなものか。
歴代のRC(第二期編1985〜1992)
7.タミヤ グラスホッパー
その後しばらくオーディオ、バイク等に凝っていた関係からRCからは遠のいていた私が、友達のアキと一緒に星電パーツ(三宮にある星電社の一つで電子部品や無線、電源、プラモデル等を置いていた、今思えば大阪日本橋のようにパーツ屋が無い神戸においては貴重な存在だった)に行った時に、なんと3000円??くらいで売っていたので、衝動買いしてしまったRCである。バギーとしては初物で5セル+380モーター、抵抗式スピコンで30分程度のランタイムがあり、リアリジッドサスながら、なかなか良く走った。
8.タミヤ マンタレイ
友人のマサとヨシがおもちゃのラジコンバギー(いわゆるトイラジコン)を購入、私に見せびらかしに来た。早速私はグラスホッパーを取り出し、ダートでカウンターを決めて見せた。友人二人はそのダイナミックな走りに衝撃を受け、おもちゃとは違う本物の魅力を感じたらしい。その後RCに魅せられた友人二人とつるんでRCバギーを買いに行くことになった。購入は大阪日本橋のスーパーラジコン、当時バギーブームで、タミヤからたくさんのバギーがでており、その中でメカニズムと価格がバランスしたマンタレイを購入することにした。プロポとアンプはKOである。
その後マサと大阪淀川河川敷でのバギーレースを観戦、ヨコモ、アソシ、京商の走りに衝撃を受けた。その後安物バッテリーのランタイムの短さに嫌気がさしてきた。エンジンカーはバッテリーの充電が不要で迫力もある、パワーもあるしすごくいいよ、と私はマサに吹き込み、次はGPバギーを買おうと言うことになった。
9.京商 スティンガーMKⅡ
大阪日本橋のニノミヤホビックスで購入した。エンジンはOS CZ11、プロポはサンワ。ベルトドライブの4WD、ブレーキは現在のディスクではなく、クラッチベルに樹脂のパーツを押し付けるドラム式でした。スパーギヤがむき出しで、すぐに石を噛んでストップしていました。
10.京商 049 TYPHOON
ものは試しと指導者も知識も腕前も無い状態で思い切って購入、予想通り初回のフライトであえなく墜落、帰らぬ機体となった。エンジンはCOX049
歴代のRC(第三期編2001〜現在)
11.京商 V-One-S
しばらく遠ざかっていたが、GP/EPツーリングブームを感じてむずむずと購買意欲が沸いてきた。いろいろ調べて、これしか無いと思いライト模型で購入。プロポはJRのデジタルサーボ付きとした。一人でちょこちょこ走らせていたが、たまたま嫁さんの友達の旦那さん(ジュンちゃん、実は高校の後輩だった)もRCが好きで今後一緒に楽しむことになる。
12.ヨコモ MR-4 TC CUSTOM
一番のお気に入りであるEPツーリングのベルトドライブ車。後にコンバージョンキット他を組み込み、WOLRD レプリカ仕様となる。EPツーリングの主流はその後シャフトドライブとなり、またベルトドライブが復活してきているが、ステアリングレスポンスと滑らかな加速感が非常に気に入っており、他車へ乗り換える予定は今のところ無い。スペアパーツも十分に蓄えてある。プロポはサンワのM8。
13.タミヤ F103RS
模型屋にひっそりと置いてあるのを目撃。もう新品は手に入らないだろうということで購入。F103RSはシャーシキットでありボディは別売り。ウィリアムズFW18のボディを別に購入したが走らせるのがもったいため、ザウバーC12ボディを追加購入し走行用に使用している。リアモータのリヤ駆動で、ゴムタイヤを履いた状態では非常にシビアなアクセルコントロールが要求される。ドライブの基本を問われる車である。
14.京商 ピナクル600
在庫処分品をたまたま見つけた。もともと船が好きなので衝動買いで購入。600mm級で、ヨットとしては小型の部類に入るものの、組み立てると結構大きくなる。保管場所が無いため組み立てを躊躇している。
15.京商 マッドフォース
あの独特のリジッドサスとチェーンドライブが気に入った。当初21クラスは大きいと思っていたが、京商を含めたライバル社がどんどん大きくなってきており、むしろ小さくなってしまった感がある。ジュンちゃんはテラクラを佐々木君に譲ってサベージを購入したそうなので、3台でのバトルは楽しみにしている。
16.京商 ミニッツレーサー
タイサンADVANポルシェを購入。これ小さいけどRCの全てを凝縮おりしており楽しいです。スペアボディは、カルソニックスカイライン、オリギナルタイレメルセデスベンツCLK 、カストロール無限NSX、無限オデッセイアブソルートを購入しました。もったいないのでこれらは全て飾りです。
17.タミヤ スーパーアスチュート
EPバギーをやろうということになって、ジュンちゃんにもらったマシンです。今でも格好良いマシンだと思います。ゆっくりとレストアしていこうと思います。
18.ASSOCIATED RC10B4
初めての外車である。ジャンプの際の姿勢や反応の良さなどこれまでのオフ車の概念を覆す性能で驚きです。軽量な車体とシンプルな作りも気に入ってます。
19.京商 FW05RR Kyosho Cup Edition
V-One-Sもそろそろ古くなってきたかなと思い、購入しました。購入の際はV-One-RRRのベルトとFW05RRのシャフトで迷いましたが、シャフトのメンテナンスサイクルの長さ(要は走らせることに集中したい)が決め手となりました。エンジンはブルーのヒートシンクが決め手となってOSのMAX-12TZ(P)-T3としました。残念ながらいろいろ忙しくてまだ組み立ててません。