仕事が忙しいのと天気が悪いのとが重なって、しばらくバイクに乗ってなかった。会社の休みと天候、友人のマサの都合の三拍子が揃ったので、久々に林道に行くことに。
今日はF1日本GPの日、素晴らしくいい天気だ。
行き先はいつもの○○道と○カン方面。ただ心配なのは今週降った雨の影響。
9時に出発していつもの林道に入り休憩。さすがに1年も乗っていると、ノーマルタイヤでのダート走行は慣れたもの。粘土質の路面で多少滑ろうが、平地では問題無し。
○カンでは、新たな進入路を見つけたが、モタのタイヤでは滑るし、坂の途中にある段は超えられないしで、途中でUターンしてひとまず昼食のため下山。
昼食後、○カンの林道を走る。途中案内の看板。
NTTの鉄塔を経由する。
粘土質+木の根っこの急な斜面下って行く。下りは楽勝。途中倒木をかわして休憩。
このあと至難が待ち受けていようとは・・・。
XR100モタードではこの斜面が登れない。XR250R+エンデューロタイヤでは、なにも悩むことの無い斜面だが、車高の低いモタ+スリップサインがでる直前の純正タイヤでは、雨の影響で粘土質の路面ではつるつる滑って全く登れない。1時間程格闘したが断念。
来た道を引き返す。ところが粘土質+木の根っこの急坂を登って行くのだが、またもやつるつる滑って登れない。絶望的な気持ちの中で、人力とモタのパワーを50:50くらいの割合で使って登って行く。またもや1時間程格闘してへとへとになった頃、斜面の途中でマサのマシンのチェーンが外れる。2人がかりで平らな所まで押していき修理後、気を取り直して再出発。
その後、エンジンの底を打とうが、ステップを岩に引っ掛けようが、ブレーキペダルを曲げようが気にせず、アクセルを開けて登って行く。気がつくと後続のマサの姿が見えないが、一旦ついた勢いは殺したくないので、一気に進む。平坦な場所でマサを待つ。姿は見えないがエンジン音が聞こえるので、大丈夫だろう。
一足先にアスファルトの道路に出て、曲がったブレーキペダルを蹴って直す。この間新品に替えたばかりなのに・・・。
今日もXR100モタードで、思う存分遊べた。
いつも思うのだが、モタが食うガソリン代より人間が飲むお茶代の方が高いよなぁ。