上から国内向けYAMAHA WR250R、海外向けWR250R、現代のエンデューロレーサーWR250F、そして以前に私が乗っていた昔のエンデューロレーサー'88年式HONDA XR250R(ME06)です。
オフロードバイク氷河期に、久々にヤマハが気合いの入ったバイクWR250Rを発表しました。
でも写真を見て「走りはどうだかなぁ」と思っていました。このムービーを見るまでは・・・。
http://www.off1.jp/entry/off1_movie/001317.php
「これが市販トレール車?菅生のテーブルトップを楽々飛んでるやん!」
モトクロッサーに比べ、ウオッシュボードでの車体の動きが重い様に感じますが、でもこれはメンテナンスサイクルの長い一般公道走行可能なトレール車。いろいろ情報を調べてみると、古いハイパフォーマンス系マシンにお金を掛けるよりこちらの方がいいと言う意見もあるほど。気になりますこのマシン。
私がオフロード車を評価するポイントは、最低地上高、シート高、サスペンションストロークそして乾燥重量の4点。もちろん乾燥重量は軽い方が良く、それ以外は大きい方がいい。足が届かなくてもシート高は高い方がカッコいい。そこでちょっと比較してみました。
最低地上高 シート高 ストローク 乾燥重量
(mm) (mm) (F/R,mm) (kg)
WR250R国内 300 895 270/270 123
WR250R海外 300 930 270/270 126
'08 WR250F 370 990 300/310 106
'88 XR250R 320 910 280/280 108
※参考
'86 XLR250R 285 860 260/260 111
'07 XR250 285 875 265?/260? 119
WR250Fは別格として、WR250Rは私が乗っていたXR250Rとたいして変わらない。ネックとなる乾燥重量も、ゆくゆくは発売されるであろうポリタンクに交換して、マフラーを市販の軽量なものに換えれば、同等は無理としてもかなり軽量化できそう。もちろんシートを海外仕様に替えれば格好いい。うーんいいなぁ。
でも最大の問題点がある。トレールのXR250を生産中止としたHONDAが、次期マシンとして対抗馬を出してくれれば・・・。そうなるとこっちの方が気になる。